読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日本男児のナンパ語り

これから出会っていくすべての素敵な人たちを語っていく

自分での体験記

好きです。

 

いつからだろう。

こんな気持ちを持ったのは

 

いつからだろう

こんなに嬉しくも思ったのは

 

いつからだろう

君の気持ちがわからなくなったのは

 

僕の一年で思っていたことは理想とする彼女を作ることだった。

何度かいいなぁと思う女性と出会ったこともあったが、さまざまな条件で諦めざるを得なかった。

そんな僕だが今年最後を締めくくるアポが唐突に決まった。

 

 

 

 

 

 

今日のアポは1年の締めくくりともいえるものだ。

まだ1年もやっていないのだが

 

彼女は、ハロウィンの時に番ゲした案件

 

何度も何度もLINEが切れそうになりながらも、糸を手繰り寄せ、引き離され、また手繰り寄せの繰り返しで12月の中旬にアポが決まった。

 

だがそのアポも突然の相手のドタキャンでなくなってしまった。

あきらめるには惜しい相手。ただ、ここから会えないままでは、ことは何も進まない。

 

 

一旦気持ちも彼女への気持ちは振り切れたものの、クリスマスに再度連絡をしたところ

急きょ年末に決まった。

 

アポの前日に少しでも成功する確率を上げたくて、電話を打診した。

相手のタイミングとちょうど一致した結果、その日に40分ほど電話することができた。

 

心配だった相手の性格なども電話で話す分には、全く問題ない。

少し放り込んだ下ネタトークもノリの良さで話してくれる。

 

今までのLINEが嘘かのような、楽しい電話。

 

最初の約束では5分程度だったがいつのまにか、

気づけば30分を超えていた。

 

 

 

久しぶりの楽しい電話に自分もうれしくてつい話し込んでしまった。

 

お決まりのルーティン、お決まりのセリフ。すべてを忘れて話していた。

楽しさがお互いに伝わっていたのか、自然にお互いからも笑いがでてくる。

 

 

最後に電話で切るときに相手からの食いつきも十分確認できた。

後は明日の本番で僕がどれほど立ち回れるかが重要だ。

 

その日は、電話を終えてすぐに就寝した。

 

 

 

 

 

 

~翌日~

 

 

 

 

いつもより1時間早く目が覚めてしまった。

まるで当日の遠足が楽しみすぎて早起きしてしまう子供のようだ。

朝起きた時から、当日の夜のアポのことをすでに考えていた。

そして楽しみなのだが、やはり、緊張している。

これが武者震いなのかそれとも。。。

 

結局仕事中も常に頭の片隅に夜のアポのことを考えていた。

 

どういった店でどんな流れでどんな言葉を話そう。

何回もシュミレーションし、脳内で成功体験を積み重ねる。

 

そんなことを繰り返しているとアポの時間まではもう少し

 

よし、あとはいつも通り気合を入れて頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

~アポ場所~

 

時間通りにアポ場所についた

相手はまだ来ていない。僕の服装は相手に伝えてある為、相手から話しかけてもらうのを待つ。

1分、1秒が長い。

いつだ、どいつだ。どこから話しかけてくるんだ。

第三者から見たら一見平穏そうに見えるが、心の中ではすでに緊張していた。

普通のアポでもこんなに緊張しないが、美女になると心が揺れ動く、

経験の足りない証拠。今そんなことを言っても仕方がない。

揺れ動く心とは、裏腹に時間はゆっくりと過ぎていく。

待ち合わせ時間から5分ほど過ぎたあたりで、僕のケータイが震えた。

彼女からだ

電話に出ると昨日聞いた心地よい声のまま

「ごめん、遅れちゃったけど今着いたよ!

どこだろう」

昨日と同じ耳に心地よい声

「あ、見つけたかもw」

と同時に切られる電話、数秒後僕の目の前には彼女がいた。

 

身長の小さい彼女が僕を下から覗き込みように見ながら、

「見つけました~」

と笑顔で話しかける。

 

「お、おう、やっとかぁ。遅刻料とるよ?(笑)」

何とか最初は返せた。

何とか?

 

それは

 

相手がかわいいに他ならない。

実際に素顔を見るのは今日が初だった。

 

綺麗に整った顔、あまり派手すぎない服装、仕草

一瞬だったがそれらが瞬時に脳内を駆け巡った

 

か、かわいい

 

 

一言で表すなら「かわいい」これしかない

 

そんな僕の内情とは裏腹に話も自然に振ってくれる。

さりげない気遣いもできている。。

ああ、

彼女には僕はどう映ったんだろう。彼女が僕を見るのは2回目だが、どんなことを考えているんだろう。

2人の話で盛り上がりながら、彼女の気持ちを考える。

 

考えて話しているうちに一軒目の店についた。

 

店選びで最初から横並びの席を選ぼうと思ったが、ここは慎重に対面の席を選びお互い着席した。

 

まだ空気は硬い。まずはこの空気を柔らかくする作業から、自然と心地よい雰囲気にもっていかなければ

 

しかし今日この空気を作っているのは彼女だけではない。僕も同じだ。緊張した空気がお互いぶつかり合いこの空気を作っている。まずは僕がしっかりとリードする。

行動でもトークでも、もっと主体的に楽しく、盛り上がるように。今日は集大成だ。しっかり楽しもう。

 

最初のドリンクが運ばれてきた。

二人でグラスを傾け、試合開始の合図をする

「カチンッッ」

 

 

 

さあ、思い切り楽しもう。

 

 

試合は序盤から順調に進んでいった。

最初は僕からの質問が多かったが、時間が経つにつれて彼女からの質問も増えていった。

 

「話しかけた時はどうだったの~何人目~?」

「絶対顔覚えてなかったでしょうw」

「そんなチャラくないですw」

一部抜粋

 

なんだか食いつきが一定以上あるようだったので、中盤の早めだったが恋愛トークにもっていった。

 

彼女は最近までは3年半もの彼氏がいたのだが、その人と別れてから別の男にワンナイトを経験。そこから若干遊んでいるようだった。

確かに彼女のかわいさがあれば、そこらへんの男は間違いなく誘う。

今の彼女には彼氏の守りがない、彼女を止めるものは何もない。今が楽しい時期なのだろう。

 

僕は基本、アポのトークでは過去は一切気にしないし、これからが大事でしょ

と大人ぶった発言をしている。

もちろん、ワンナイトの女性の過去の経験などはまったく気にしない。

 

だが今日は違った。

 

 

 

純粋に付き合いたい。この子と一緒に出掛けて二人でデートをして仲良く手をつないで家に帰り、youtubeでも見ながらアイスを食べて、キスをしたい

 

 

 

こんなアホみたいな理想はある。

そんな理想に過去の話は関係ないが、やはり彼女にしたいと思う女性の過去は気になってしまう。

今までの経験人数だったり、今何人の男性と関係を持っているか、過去に何をされたか。

本当に小さい男だが、これが本当の自分。心底嫌だと思っても考えてしまう。

 

 

そして、ナンパを始めてから唯一弊害となったものもある。

女性の言葉の信用性だ。

僕も現在はキープの女の子は何人かいる。中には彼氏と同棲中の子もいる。その子は彼氏にばれないように僕と会って行為もしている。そして何事もなく彼氏のもとへ帰っていく。

 

 

実際にはそんなことが現実だとは思いたくないが、これが現実らしい。

今のアポでも経験人数だったり、過去の経験を聞いているがそれが本当だという確証はない。僕が信じるということしかないのだ。

 

 

彼女の過去の話を聞く限り、行為はないと言っているが、クリスマスには男女2:2で旅行に行ったらしい。

僕の考えからすれば、何もないわけはない。男女の旅行で何も起きないのは、家族ぐらいだ。(これも僕の考えが歪んでいるのか。。。)

 

もしかしたら、この子は僕の想像よりも遊んでいる気がした。

 

そんな不安をよそに楽しそうにお酒を飲みながら話す彼女。

いや、実際には彼女も不安があるのだろうか。

今日のアポでの彼女の目的もあるのだろう。何が目的なのかそれは知ることができないが僕にできるのは彼女を楽しませること。

不安はあるが今を楽しむ。それがすべて

 

 

お酒も進み、程よく酔ってきた。

よし、そろそろ時間だ。

店を変えよう。

 

道中、雨が降ってきたので軽く家打診をしたが、それは断られた。

断れて内心ほっとしている。

 

 

~2軒目~

先程とはうって変わり横並びの雰囲気のいいバーに座った。

お互い先程の空気とは打って変わり、お互い砕けた雰囲気になる。

 

ここのバーでも相手からの質問は多かった。

僕も適切な言葉を脳内から抜き出し答える。自分の価値観も伝える。

次に付き合うのはこういう人が良いと、こんなことも一緒にしたいねと二人で笑いあう。

自然にバー内で手を握り合う。相手からの拒否はない。

 

手を握り合いながらも、お互いの話で静かに盛り上がる。

バーの音楽と、僕たちの話が混ざり合い、心地よい雰囲気だ。

 

雰囲気の流れでお互いの顔が近くになる。目を見つめあう。そらす

また見つめあう。

 

落とせるか、今日はどう立ち回ろうかと考えていた2時間前が、まるで嘘のようにお互いの距離は縮まった。

 

これ以上ないくらいに。

雰囲気を崩したくない。

店を出よう。

 

マスターにお会計の意思を伝え、店を出る。

 

 

 

「いい雰囲気だったね~、また行きたいねw」

僕を上目遣いで見ながら言われたこのセリフに、不覚にもドキッとしてしまった。

自然と笑みがこぼれる。

 

「まだ時間あるっしょ?」

「うん、大丈夫だよ」

3軒目に行こうといい、タクシーに乗り込み、家の住所を伝え、家に向かう。

 

 

 

~家~

 

 

 

家について冷蔵庫にあったスパークリングワインを開ける。

 

二人で再び乾杯をする。

 

まさかこんなにも、すんなりと家にあげることができると思わなかった。

 

もう相手も仕上がっているのか?雰囲気は?

 

 

 

二人で横並びの小さめのソファに座り、お互いのグラスを傾ける。

 

肩に手を回しても何もグダはない。

お互いに顔も近くなる。

彼女の紅潮した顔が美しく僕の瞳に写る。

そう何度も思う。かわいい

こんな子とここまでできるとは思っていなかっただけに自分の中で何か達成感のようなものがあった。

 

 

だが、一つここにきてある疑問が浮かんだ。

 

正直この場の流れでセクをすることはできる。

その流れはある。

 

だが

 

だが

 

だが、今僕が求めているのは彼氏彼女の関係。

 

どこで告白をするべきなのか。セクの後、セクの前、次に会ったとき。

いろいろなタイミングはある。だが、ベストなタイミングはわからない。

 

悩む。

もはや今の僕にとってはセクなどどうでもよかった。

 

この子と一緒にデートしたい。遊びに行きたい。二人で手をつないでいたい。

 

考えた挙句、セクの前に告白を選んでしまった。

お互い赤くなった顔で、肩を抱きよせながら告白。

相手も恥じらいながらも了承してくれる。

幸せだった。

 

 

しかし、今この場は魔法がかかっている。これが解けた朝になってどうなっているのか。それがわからない。

 

今ここで告白したが、明日の朝にもう一度言ってみよう。

そう心に誓い。

 

準即を決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~朝~

 

 

 

前日の酔いもあったせいかぐっすりと深い眠りについていた彼女も起きだし、二人で朝ご飯を食べてゆっくりソファに座っていた。

僕は昨日のことは覚えているかと聞くと、

「全然覚えているよ~」と昨日と同じ笑顔で僕に微笑む。

 

「っそうか」

僕も笑顔になりながら、

「じゃあ、もう一度言っとくね」

といい、再度告白した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「保留にさせて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え。。。

 

 

だって昨日は、笑顔で「いいよ」って言ってくれたはずなのに、なぜ。。。

僕は問いただすこともできずにただ、うなだれた。

保留というワードが脳内に響き渡る。

保留、保留、保留、保留、保留、保留、

 

 

何がいけなかった。告白のタイミング、セク、昨日のふるまい。

思い返しても取り返すことはできない時間、

もし昨日に戻れるならば、もう一度やり直したい。

 

結果的にこれは振られたのか。

僕のことは、ワンナイトの相手としか思っていなかったのか?

 

彼女には理由も聞けなかった。

僕の中でそれは野暮だと思ったのだろう。

頭が真っ白になりながら、

 

僕は

 

僕は、何も言い返せないまま天井を見上げた。

 

 

スっと目を閉じる。

 

昨日の会った時から、家までの道のりを思い返す。

 

純粋に楽しかった。

楽しかっただけに、いつまでも続いたらいいのにと思っていた。

あのままさよならをしていたら、結果は変わってたのだろうか。

いくら考えてもいい結果は見つからない。

 

もう一度、さっきの彼女の言葉を思い返す。

 

保留

 

保留ということは、何かが彼女の中で揺れている。

いいと思う部分もあるが、何か不安な部分もある。一夜じゃ気づけないこともあるだろう。

それは後から知っていけばいい。

ただそれは僕の価値観。彼女の思う価値観とは別のもの。

それならば、彼女が答えを出すまでは、僕はできる限りのことをしよう。

彼女がお願いしますと言えるように

 

 

そして僕は彼女を改札まで見送った。

 

彼女の姿が見えなくなった瞬間、このまま彼女と一生会えなくなくなることを意識する。

今までもそんなことは会った。もう一度会える思っていた女性も再度連絡を取ってみると驚くほどそっけなく、会うことすらできずに終わってしまう。

 

ただ、今回は簡単には諦めたくない。

さっきの保留の件もある。

もう一度、彼女に会えたい

 純粋に会って話したい。

僕に対して何か引っかかりがあるのならば、それを取り除きたい。

ゆっくりと自分の中で出てくる想いを胸で消化しながら、

僕は帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし彼女が僕に対する何かがあればまた会える。

 

次に会った時に僕はもう一度この気持ちを伝えよう。

 

こんなゲスな僕だけど、もう一度しっかりと気持ちを伝えよう。

 

自分が思っているこの言葉を、君の瞳をちゃんと見て

 

 

シンプルで何もひねりがないけれど

 

これが一番伝わるように

 

ゆっくりと落ち着いて伝えよう。

 

君のことが

 

 

 

 

 

「    好きです。   」